【二十四孝】竹にすがり泣く親孝行の孟宗【伝統文化】

中国三国時代、呉国に孟宗(もう そう)という親孝行の息子がいました。幼い頃に父を亡くし、高齢の母は重い病にかかっていました。彼は医者から、母に新鮮な筍のスープを作るようにと言われま…

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【漢詩の楽しみ】早発白帝城(早に白帝城を発す)【伝統文化】

朝辞白帝彩雲間  千里江陵一日還  両岸猿声啼不住  軽舟已過萬重山  朝(あした)に辞す白帝(はくてい)彩雲の間。千里の江陵(こうりょう)一日(いちじつ)にして還(かえ)る。両岸…

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【古典の味わい】春夜宴桃李園序(春夜、桃李園に宴するの序)李白【伝統文化】

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夫天地者万物逆旅、光陰者百代之過客。而浮生若夢、為歓幾何。古人秉燭夜遊、良有以也。況陽春召我以煙景、大塊仮我以文章。会桃李之芳園、序天倫之楽事。群季俊秀、皆為恵連、吾人詠歌、独慚康…

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【漢詩の楽しみ】野 望(やぼう)【伝統文化】

東皐薄暮望 徙倚欲何依 樹樹皆秋色 山山惟落暉 牧人驅犢返 猟馬帯禽歸 相顧無相識 長歌懐采薇  東皐(とうこう)薄暮(はくぼ)に望む。徙倚(しい)して何(いず)くにか依(よ)らん…

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【古典の味わい】桃花源記(後編)【伝統文化】

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(前篇より続く)  筆者の陶潜(とうせん)は、字(あざな)の陶淵明のほうがよく知られています。日本語で「桃源郷」といえば夢のように美しいユートピアのことで、非日常のなかにある別世界…

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【二十四孝】枕を涼しくし、布団を温める【伝統文化】

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漢の時代、江夏安陸(現在の湖北省安陸市)という所に、黃香(こうこう)という孝子がおり、9歳の時に母を亡くしました。家が貧しいことを知っており、子どもながらも苦労を厭わずなんでも進ん…

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【古典の味わい】桃花源記(前篇)【伝統文化】

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晋太元中、武陵人捕魚為業。縁渓行、忘路之遠近。忽逢桃花林。夾岸数百歩、中無雑樹。芳草鮮美、落英繽紛。漁人甚異之。復前行、欲窮其林。林尽水源、便得一山。山有小口、髣髴若有光。便捨船、…

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【古典の味わい】河間の男女 『捜神記』より【伝統文化】

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 晋武帝世、河間郡有男女私悦、許相配適。尋而男従軍、積年不帰。女家更欲適之、女不願行。父母逼之。不得已而去、尋病死。其男戊還、問女所在。其家具説之。乃至塚、欲哭之敍哀、而不勝其情。…

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