【漢詩の楽しみ】早発白帝城(早に白帝城を発す)【伝統文化】

朝辞白帝彩雲間  千里江陵一日還  両岸猿声啼不住  軽舟已過萬重山  朝(あした)に辞す白帝(はくてい)彩雲の間。千里の江陵(こうりょう)一日(いちじつ)にして還(かえ)る。両岸…

もっと見る >

チベットの光 (36) 師母のルビー【伝統文化】

ウェンシーが工事を再開してからしばらくすると、ウェイチャンからまた信徒がきて師父を供養し灌頂をもとめた。  師母は、ウェンシーが苦労して工事に明け暮れても金がないため灌頂を受けられ…

もっと見る >

【古典の味わい】春夜宴桃李園序(春夜、桃李園に宴するの序)李白【伝統文化】

Traditional-Style

夫天地者万物逆旅、光陰者百代之過客。而浮生若夢、為歓幾何。古人秉燭夜遊、良有以也。況陽春召我以煙景、大塊仮我以文章。会桃李之芳園、序天倫之楽事。群季俊秀、皆為恵連、吾人詠歌、独慚康…

もっと見る >

チベットの光 (35) 師父の怒号【伝統文化】

チベットの光 (35) 師父の怒号【伝統文化】

ウェンシーは小さい頃から母親の話を聞くと、それがどんなものであれよく従ってきた。今では師母が実の母親のようになっていたので、それを毛頭疑う余地もなく、小さい頃から嘘をいったためしも…

もっと見る >

近年、癌を患う人が増え、治療法も増えていますが、漢方では「以和為貴」(和を以て貴しとなす)という観点を提唱しており、違いを留保しながら共通点を求め【動画】

近年、癌を患う人が増え、治療法も増えていますが、漢方では「以和為貴」(和を以て貴しとなす)という観点を提唱しており、違いを留保しながら共通点を求め

近年、がんを患う人が増えており、それに伴い、がんの治療方法も増えています。理解し難いのは、癌の再発率が依然として高いことです。癌患者の中には、癌細胞との戦いを続けながらも、最終的に…

もっと見る >

【漢詩の楽しみ】野 望(やぼう)【伝統文化】

東皐薄暮望 徙倚欲何依 樹樹皆秋色 山山惟落暉 牧人驅犢返 猟馬帯禽歸 相顧無相識 長歌懐采薇  東皐(とうこう)薄暮(はくぼ)に望む。徙倚(しい)して何(いず)くにか依(よ)らん…

もっと見る >

チベットの光(34)師母のはからい【伝統文化】

チベットの光(34)師母のはからい

 師父は、ウェンシーが自分の言ったことに一切恨み言も言わず、黙々と謹厳実直にやり抜くのを見て、内心驚きを禁じ得なかった。「この怪力君は、まことに不撓不屈で、行い難きを行い、忍び難き…

もっと見る >

【古典の味わい】桃花源記(後編)【伝統文化】

Traditional-Style

(前篇より続く)  筆者の陶潜(とうせん)は、字(あざな)の陶淵明のほうがよく知られています。日本語で「桃源郷」といえば夢のように美しいユートピアのことで、非日常のなかにある別世界…

もっと見る >

チベットの光(33) 砂を入れるポケット【伝統文化】

チベットの光(33) 砂を入れるポケット【伝統文化】

師母はウェンシーの背中の創口を見ると忍びなく、実際心が痛んだので、すぐに「このことは師父に報告します」と言うなり、師父を探しに行った。  「ラマ!あの怪力の子は可哀そうです。長年に…

もっと見る >