米核兵器実験室の科学者 中共「千人計画」関与で判決【動画】

【脱党支援センター2020年9月18日】

米司法省は9月15日、ニューメキシコ州の重要な国立研究所の科学者トゥラブ・ルックマン氏が、中共の「千人計画」への参加を隠していたことを認め、5年間の執行猶予と7万5000ドルの罰金を受けたと発表しました。

米司法省は15日、米国の核兵器設計を担当する元ロスアラモス国立研究所研究員のトゥラブ・ルックマン氏が、中共の「千人計画」への関与を隠していたことを認め、5年間の執行猶予と7万5000ドルの罰金の判決を受けたと発表しました。

ルックマン氏は2018年6月に防諜当局の調査を受けた際、中共の「千人計画」への関与を否定しました。

2019年、検察はルックマン氏を2017年11月以前に「千人計画」に応募し、2018年6月以前に正式に参加したことで起訴しました。

そして今年1月、ルックマン氏は罪を認めました。

ルックマン氏は1999年にロスアラモス国立研究所で働き始め、2017年には同研究所の最高科学名誉研究員に任命され、計算物理学を中心とした研究を行っていました。

地元メディア「サンタフェ・ニューメキシコ」が今年1月に報じたところによると、ルックマン氏は最も厳重に警備されている米国の核機密へのアクセス権を持っているため、連邦検察当局は彼を深刻な国家安全保障上の脅威とみなしていたといいます。

さらに、ルックマン氏は複数の銀行口座、複数の外国の市民権を持ち、市民権、海外旅行、外国通信について嘘を繰り返してきました。

2019年から、米国の法執行機関は、「千人計画」などを通じ、米国の学界に潜入して機密を盗む中共の取り組みを調査することを優先事項としています。

現在、「千人計画」に関与したことで、米国の有力研究機関の複数の研究員が告発されています。

転載新唐人

関連記事

コメントを追加