2016年の夏、ベイリーは体に異変を感じはじめました。医者からは 単なる「カゼ」であると告げられました。しかし、ベイリーの体調は日に日に悪くなる一方です。
最終的に両親は悪夢のような病名を告げられました…。
「非ホジキンリンパ腫」という病気でした。化学療法と放射線治療が早速 始まりました。そして2017年の初め、ガンは消えたように見えました。
「医者からはガンの兆候が見えなくなったと言われました」とベイリーの父親が言いました。
ベイリーは再び元気を取り戻し、普通の子どものように幸せで楽しい日々を過ごしていました。しかし復活祭の日、病院から電話がかかってきました。病気が再発したため、治療を続けないといけないとの ことでした。
すでに末期ガンでガン細胞は肝臓と肺、胃にまで転移していたのです。
少年の小さな体で治療に耐えるのはあまりにも苦しいことでした。「余命は数日だけ」と医者から告げられました。
一方 ベイリーには、願い事がひとつありました。それは、妹が生まれる日まで生き延びることでした。
強い鎮痛剤を投与され、病状は悪化し続けました。残された時間を楽しく過ごさせようと家族は最善を尽くしました。
そして ベイリーはやってのけました。妹の誕生の日を迎えることができ、名前もつけてあげました。
小さな妹のために、着替えさせてあげました。そして 歌を歌ってあげました。
クリスマス・イブの日、ベイリーの命が尽きる時が来たのを家族は 感じ取りました。 病院に行く直前、ベイリーが言いました。
「もっと居たいけど、もう行く時が来たね。妹の守護天使になる時間だよ」
転載NTDTVJP
インド (138) ウクライナ (222) コロナウィルス (155) スパイ活動 (165) トランプ (288) バイデン (341) バイデン政権 (161) ポンペオ (173) ロシア (327) ワクチン (318) 上海 (206) 中共 (2773) 中共ウイルス (570) 中共当局 (324) 中共軍 (174) 中国 (1956) 中国企業 (148) 中国共産党 (1217) 中国崩壊 (145) 中国当局 (145) 中国経済 (266) 中国製 (143) 人権侵害 (327) 伝統文化 (232) 北京 (233) 北京五輪 (180) 南シナ海 (149) 台湾 (814) 台湾海峡 (143) 封鎖 (154) 抗議デモ (147) 新型コロナウイルス (193) 新疆ウイグル人 (207) 日本 (499) 法輪功 (323) 法輪功学習者 (181) 洪水 (200) 災害 (192) 疫病 (172) 米国 (913) 習近平 (903) 臓器狩り (236) 軍事 (216) 迫害 (210) 香港 (479)