専門家「民主党は裁判所の役割を曲解」=米連邦最高裁判事公聴会【動画】

【脱党支援センター2020年10月16日】

米連邦最高裁判所の新しい判事の承認を審議する議会上院の公聴会が10月12日に始まりました。保守派のバレット判事の承認をめぐり、初日の公聴会は5時間以上に渡って行われました。ケイトー研究所の憲法専門家、ピロン氏は、上院議員の発言から分かるように、民主党議員は最高裁判所が果たすべき役割について歪んだ認識を持っていると考えています。

10月12日、米上院司法委員会の公聴会では、共和党及び民主党議員計22人が、それぞれ発言しました。憲法と最高裁が果たすべき役割をめぐって、両者の見解は大きく異なっています。

ケイトー研究所憲法専門家 ロジャー・ピロン氏
「民主党は裁判所をもう一つの政治的政府機関として考えている。 政府機関を通じて欲しいものを手に入れることができないとき、彼らは裁判所に対して彼らが望むものを与えるよう求める。 これは、政府システムの定義に完全に反している」

法律の専門家は、民主党は公聴会を来月に控えている選挙のための宣伝の場として利用していると指摘します。

ケイトー研究所憲法専門家 ロジャー・ピロン氏
「彼らは有権者に対し、バレット判事が彼らの健康保険を奪うと伝えようとしているが、これは全く違う。 彼らはこの恐れを利用して、人々の投票に影響を与えようとしている」

専門家は、共和党のベン・サス上院議員、ジョシュ・ホーリー上院議員、テッド・クルーズ上院議員などは、民政と政治の違い、裁判官の義務、公務員の信仰などの問題について、憲法の精神に基づいて発言しており、バレット判事も非常にプロフェショナルであると考えています。

ケイトー研究所憲法専門家 ロジャー・ピロン氏
「彼女の声明を見たと思うが、 彼女は委員会の民主党議員からのいかなる批判にも動揺しない」

転載NTDTVJP

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