觀雨堂主:人類にとって最後のチャンス

【脱党支援センター東光訳乃木晃編集2020年8月20日】

 日本がファイブアイズアライアンスの6番目のパートナーになることを英国とオーストラリアの国会議員が支持を表明した。(新唐人合成写真)

(新唐人合成写真)

 中国共産党ウイルスが世界中に広がり、香港の人々は自由を守るため屈服せずに戦い続けています。これ等の状況を見てアメリカ人と世界の人々は覚醒し始め、遂に中国共産党が史上最悪な勢力であることを理解しました。同時に中国共産党は、徐々に正義同盟に包囲されるようになりました。

 最近、ニクソンの故郷でのポンペオ国務長官の有名な演説には、米国とその5ヵ国同盟の軍事力が中国共産党を根絶する勢力を保持しているとして非常にエキサイティングな内容となりました。しかし、私はまだ世界の正義と自由については冷静に様子を見ています。何故ならこれは人類にとって最後の機会であり、この機会が失われると中国共産党の悪政が回復する可能性が非常に高くなる事が予想されるからです。これ等は悪徳でボトムラインなしの毒ヘビよりも恐ろしい悪党だからです。自由世界がこのチャンスを逃したら中国共産党は100倍の狂気で人類に凶器を振り回します。 

その場合、中国共産党により世界の正義と自由の勢力が消滅する確率は必然的に高まる事になるでしょう。その時、中国の人々はどうするのか、その時人類はどうなるのだろうか。

 私が今、何故危惧するかと言うと、中国共産党の誕生以来、このような危機に瀕する事は1回だけでは無く今回で3回目なのです。最初の頃の1、2回は中国共産党が幸運にも逃げ延びました。

がしかしこの時、中国人はその度ごとに何度となく窮地に陥った。

 第1回目は1936年だった。当時、中国共産党は蒋介石政府主導の中華民国政府に包囲され抑圧されていました。最初は貴州南西部から逃亡し始め、その後北部から陝西に逃げた。中国共産党の当初の計画では新疆とソビエト連邦に逃げ続けることしかその時の方法はなかったが、侵入と贈収賄を繰り返し西安事件を企て、遂に張学良と楊湖城を懐柔する事に成功し、突然蒋介石を逮捕し蒋介石に共産主義を抑制する計画を放棄させる事で共産主義が破滅される事を回避した。

 第2回目は1946年に日本軍が降伏したときでした。中国共産党は世界を騙しアメリカの自由と合憲主義の下、その道をたどることを誓い、武力で中国政権を奪う準備をしながらアメリカの緩和政策を上手く利用した。蒋介石は中国共産党とその軍事力について深い理解を持ってはいたが、反面蒋介石と中国政府はこの隠された危険を取り除きたいと日々強く思っていました。

しかし残念ながらそのかいも無く、全世界は邪悪な中国共産党を認めてしまいました。

 一方、米国の緩和政策は北東戦場での蒋介石による共産主義の抑圧を妨げていましたが、一方で、世界の別の悪党(CPSU)は、中国共産党を秘密裏にサポートしていた。それは中国共産党に大量の武器と装備を与えただけでなく、降伏した日本関東軍に中国共産党の軍隊(第4陸軍)の強化を余儀なくさせ、それによって第4陸軍の軍事力が突然増加しました。北東戦場で第4陸軍が勝利した後、中国共産党は軍全体の力を利用し旧清軍のルートに沿って南部を侵略し最終的には蒋介石を本土から台湾へと追いやりました。

中国共産党は政権を掌握してから70年間、専制政治を完全に実施しており、以来知的階級を迫害し言論の自由と報道の自由を禁止し、大きな飢饉を作り出し「文化大革命」の大惨事を引き起こして更に天安門の虐殺を生み出し、法輪功を抑制し人間の臓器を収穫し、香港の民主主義運動を抑制し、そして現在、新コロナウイルスを世界に広めた。そして人類の大量殺戮を目指している。これらの全ては中国共産党が中国人の最も凶暴な敵である事だけでなく、全人類の中でも最も恐ろしい敵であることを証明しています。

 これまでのところ、2020年の自由世界の最大の成功は、アメリカ人とトランプ政権が中国共産党の悪政を完全に理解していると同時に、中国共産党を中国人と正確に区別していることです。しかしこの成果は更に統合及び拡大されなければならず、領事館の閉鎖や特定の共産党役員に対する制裁、及び南シナ海での対立にのみ限定することはできません。

 中国共産党は人類史上珍しい毒ヘビと言えます。完全に根絶することができない場合、この毒ヘビは必然的にエネルギーを蓄積し、したたかに反撃の機会を待ちます。このヘビを打つには残酷な仕打が必要です。ポンペオ国務長官は非常に明確に述べました「自由な世界が共産主義中国を変えることが出来なければ、中国共産主義は間違いなく世界を変えるでしょう」。

しかし、私はこの文を更に変えたいと思います。「共産主義中国を墓に葬り去る事が出来なければ、中国共産党が自由世界を墓に葬り去る事でしょう」。

 アメリカとファイブアイズ同盟が軽視されないことを願っています。

 南シナ海の状況は米国と自由世界によって支配されていますが、トランプ政権は60日以内に議会の承認を得る必要があります。米軍が南シナ海で中国共産党による公の軍事挑発に遭遇しない限り、トランプ氏は直接中国共産党軍への攻撃を命ずることができません。よって現在、中国共産党は南シナ海の米軍を回避し紛争を回避する事ができるとも言えます。

 習近平は毛沢東を賞賛し、問題に遭遇した毛沢東のアンデッドに助けを求めます。毛沢東のゲリラ戦術は「敵は前進し撤退し、敵は撤退し戦います」。南シナ海を米軍が監視しているので中国共産党は今は静かにしています。しかし米軍ブームが過ぎる時再び中国共産党は復活することでしょう。

 中国共産党は米軍の勢いを消耗させ、貿易戦争交渉のように敢えて遅延させ長引く米軍との戦いを維持することができます。同時に彼等は内部で真実の不確実さを欺き続けました。しかし今後米国が好機をつかめない場合、中国共産党の時間遅延戦術に於ける米国の戦略的優位性は、徐々に失われてしまうのではないでしょうか?

 1941年、日本はアメリカの真珠湾を攻撃し、アメリカ海軍は3,000人以上の犠牲者を出しました。今回の真珠湾攻撃による米国への被害は、今回の中国共産党ウイルス攻撃と比べてどうだったでしょうか。79年前の日本に対する米国の懲罰的報復は、真珠湾攻撃の2日目に既に明らかし決定されていました。そしてその戦術は米軍の急速配備直後の2か月後、ミッドウェー島の日本海軍に致命的な打撃を与え、日本の主な空母4隻を沈め、遂には米国の真珠湾の首謀者であり主将である山本五十六を射殺した。その4か月後、日本本土は米国の戦闘機に爆撃されました。

 1945年までに2つの原爆により日本は無条件降伏を宣言せざるを得なかった。この歴史を思い出しトランプ政権が加速してこの攻撃の好機を逃さないことを願っています。

 閻麗夢博士は「もう時間はない」と語った。自由を愛する人々は常に緊急事態を知っておくべきです。そして世界には中国共産党の暴政で、死を余儀なくされている人々が常にいる事を。

関連記事

コメントを追加