米VA州議会議員49人 米国務長官に中共の法輪功迫害の制止を求める

【脱党支援センター2020年8月13日】 

米VA州議会議員49人 米国務長官に中共の法輪功迫害の制止を求める
バージニア州議員49人

先日、アメリカのバージニア州議会両院議員49人は連名でマイク・ポンペオ米国務長官に書簡を送った。中国共産党(以下、中共)の法輪功への迫害の制止と中共が法輪功学習者から臓器を強制的に収奪した犯罪に注意を払うよう、米国務省に要請した。

 (書簡の原文はここをクリック)この書簡はバージニア州の上院議員12人と下院議員37人の超党派議員によって支持され、州の議員の総数の3分の1以上を占めている。

 呼びかけ人のデイビッド・ブローバ議員は、この書簡を送ることで、アメリカ国務省に法輪功への迫害に注目するよう注意を喚起させ、一方では米国人に中国の臓器移植産業の臓器の出所を知ってもらうことを願っているという。

 ブローバ議員は、他の人と同じように法輪功への迫害を聞いてはいたが、迫害からの生存者と面談してこの迫害の残酷さを知り、行動することに決めたという。署名を集める過程で事務所に議員から積極的な反響が寄せられ、ある議員からは「私もこの情報の伝達に協力したい、もちろん署名もします」と連絡があったという。

 同議員は、バージニア州の知事と保健当局に手紙を送り、法輪功への迫害の状況を知ってもらい、それに応じた行動をとるよう求め、書簡のコピーをバージニア州選出の2人の連邦上院議員と11人の連邦下院議員にも送った。

 バージニア州議会、両院議員49人が連名でポンペオ米国務長官に送った書簡の全文

 中共が法輪功への修煉を根絶するため、全国で徹底的な迫害を始動してから今年の7月で21年になった。精神と身体への拷問以外、報告によると、中共は不道徳で同意のないまま強制臓器摘出を行なっている。本日、バージニア州議会メンバーは、宗教の自由を守り非人道的な行為を終わらせるために、アメリカが強力で持続的な行動をとることを要求する。

 我々は両党(共和党と民主党)がこの悲劇に留意し、共同で努力されたことを称賛する。343決議案(2016年、ロス=レイティネン下院議員提出)、および274決議案(2019年、メネンデス議員提出)などの決議案は適切な表現を用いて、中国の法輪功学習者や他の信仰団体と少数民族の悲惨な遭遇の詳細を述べている。アメリカでは、信仰の自由こそがこの政権の最優先事項である。人々が信念のために迫害に遭い、差別や侮辱を受けている時、アメリカ人は自由を迫害する者に対して、傍観してはならない。

 これらの決議は迫害の歴史を記録し、尊敬されるべき個人や組織の調査を引用しているが、被害者や生存者の家族から直接に伝えられる衝撃的でつらい経験には程遠い。以下は、現在バージニア州フェアファックスに住む生存者の話である。「四肢は死人ベッドに縛り付けられ、手錠をかけられて苦痛な姿勢で吊るし上げられ、強制灌食され、高圧電撃棒で電撃され、3日間の睡眠を奪われる」などの、我々には想像できない拷問を受けている。幸いな事に、我々は我が国の庇護の下で、このような経験をすることはない。しかし、我々が置かれている立場は、さらなる行動をとる責任がある。

 このほか、我々は、中国で行なわれている強制的な臓器摘出について、アメリカ人に知らせるために、国務省が米国内で行動を起こすことを要求する。臓器移植は科学の奇跡であり、無私の生命の贈り物であるが、決して強制や脅迫によって行なわれるべきではない。 臓器移植のために中国に行くアメリカ人の患者が、移植された臓器は政治犯からの可能性があることに気づかないことを懸念している。教育を強化して、このような不道徳な行為を減らす手助けを早急にすべきである。

 中国において、人々は生命の危険を冒して真実に関心を持つように呼び掛けている。我々がこの書簡を書いたのは、生存者や自分のために永遠に声を上げることのできない人々と連帯し声援を送るためである。我々は、あなた(ポンぺオ米国務長官)がリーダーシップを発揮し、来年は迫害の22年目を迎えることのないよう、米国が強い影響力を発揮するよう切に希望する。

 全員の親愛を込めて、あなたの配慮に感謝する。

 米国バージニア州両院議員49人(敬称略)

 バーバラ・ファヴォラ(Barbara Favola)、ジョン・ベル(John Bell)

デイビッド・ブローバ(David Bulova)、ケイ・コーリー(Kaye Kory)、

ジェニファー・ボイスコ(Jennifer Boysko)、R. クリー・ディーズ(R. Creigh Deeds)、シボーン・ダンナバント(Siobhan Dunnavant)、ガザラ・ハシュミ(Ghazala Hashmi)、デヴィッド・マーズデン(David Marsden)、ジョセフ・モリッシー(Joseph Morrissey)、マーク・ピーク(Mark Peake)、J. チャップマン・ペーターセン(J. Chapman Petersen)、スコット・スローベル(Scott Surovell)、ジェン・キガン(Jen Kiggans),ドーン・アダムス(Dawn Adams)、レスリーアダムス(Leslie Adams)、ジョン・アヴォリ(John Avoli)、ハラ・アヤラ(Hala Ayala)、ロバート・ブルクソム(Robert Bloxom)、ロニー・キャンベル(Ronnie Campbell)、マーク・コール(Mark Cole)、キャリー・デレーニー(Karrie Delaney)、ジェームズ・エドマンズ(James Edmunds)、マシュー・ファリス(Matthew Farris)、ニコラス・フレイタス(Nicholas Freitas)、ハイランド・ファウラー(Hyland Fowler)、グウェンドリン・グッドイティス(Gwendolyn Gooditis)、エリザベス・グスマン(Elizabeth Guzman)、クリストファー・ヘッド(Christopher Head)、ダニエル・ヘルマー(Daniel Helmer)、デイヴィッド ・ラロック(David LaRock)、デロレス・マクイン(Delores McQuinn)、ジョン・マクガイア(John McGuire)、ジェイソン・ミヤレス(Jason Miyares)、マーサ・ミュグラー(Martha Mugler)マイケル・ミューリン(Michael Mullin)、ケネス・プラム(Kenneth Plum)、サム・ラスール(Sam Rasoul)、マーク・シクルス(Mark Sickles)、スハース・スブラマニャム(Suhas Subramanyam)、キャシー・トラン(Kathy Tran)、シュイラー・ヴァン・ヴァルケンバーグ(Schuyler Van Valkenburg)、ウェンデル・ウォーカー(Wendell Walker)、李·韦尔(Lee Ware)、维维安·瓦茨(Vivian Watts)、マイケル・ウェバート(Micheal Webert)、ロドニー・ウィレット(Rodney Willett)、トニー・ウィルト(Tony Wilt)

明慧ネット

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