武漢で洪水危機 政府は偽情報で民衆を撹乱

【脱党支援センター佐藤櫻訳乃木晃編集2020年8月1日】

 この数日、武漢の巷での話題は殆どが洪水の話ばかり。年齢や身分に関係なく誰もが洪水について話している。

 数日前、武漢市の武昌辺りで中国政府は、長江の水位を観察できる場所に2メートルの高さの板で囲いを作り、人々の視界を遮っている。まるで武漢のウィルスから隔離するかのごとく長江の水位情報は閉ざされている。
 民衆は遠くから眺めるが、遠すぎて見えない。

 状況が把握できない為、政府が好意的に実施しているものと勘違いしている人さえもいる。水位を隠すための遮蔽板や隔離ゾーンは洪水の流れを止める為なのか、それとも人々の視線を阻むだけなのかはよく考えれば誰にでも分かるはずである。

 2020年は災難が度重なる年となっている。水位を隠す為の遮蔽板や隔離ゾーンに対し多くの武漢人は川沿いに立って罵っている。ある老人は「長年生きてきたが、こんな状況は初めてだ。今年はいったいどうなっているのか?なぜ災難はこんなにも多いのか?」と言っている。
 若者の間でも洪水の情報はホットな話題となっている。

 民衆の怒りの矛先は政府に対して大きくなっており、政府も主要な交差点に設置した隔離板を取り壊し最も外側の隔離板は二つの隔離帯を残して撤去した。そして多くの武漢の公安がその辺りで警備している。

 以下の写真は7月23日の武漢の武昌周辺の橋で水位状況を写したものである。

 まだ多くの人々が中共の虚偽の宣伝に耳を傾けており、本土にウィルスを感染させたのはアメリカ人である、と固く信じている人も多い。

 今日も中共の噂の流布と洗脳宣伝が、人々に深刻な被害をもたらしている。

転載明慧ネット

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