3千年に一度咲く優曇華(うどんげ)は私達に何を教えているのか?【動画】

【脱党支援センター2020年7月31日】

伝説上で3千年に一度花が咲く優曇華が開いている。それはただ遠くて美しい伝説と夢想の話ではなく、今、優曇華が世界各地で咲いていることが、人々の驚喜と関心を齎した。 

 優曇華は1997年に韓国で初めて発見され、珍しい花が密集して開花した。韓国にはまだ4分の1の人口が仏教信者なので、多くの韓国国民は「優曇華」が咲いたことを確信した。後に、中国大陸、香港、台湾、米国の北カリフォルニア州、ニューヨーク、テキサス州のヒューストン、オースチンなどの都市でまた発見された。それでは、優曇華の花が開いたことにはどんな意味があるのか?

韓国全羅南道順天市の海龍面の須弥山禅庭の仏像にできた優曇華
米国ヒューストンの法輪功修煉者・林さんの家にある優曇華

 佛経は天機を伝える

 佛経の記載によれば、優曇華は梵語であり、霊瑞花・空起花・起空花を意味する。『慧琳音義』の八巻に次のようにはっきり書いてある。「優曇華は瑞祥と不思議を感じ、天からの花で、世の中にない。もし如来が三界に来て、金輪明王が世間に現れると、大きい福徳で古いことを直すとき、その花が出現する」。佛経によれば、「優曇華」は転輪聖王が世の人々に法を伝えると予告している。つまり釈迦牟尼は既に天機を伝え、転輪聖王が世の中に伝法して人を済度する時に、清らかな優曇華が必ずこの世で開くのである。 

 佛経の記録によると、転輪聖王は仏陀と同じ三十二相・七宝を持ち、武力を使わず正義で正法の輪を回し、世界を支配する理想王になるのである。仏教、キリスト教、儒教であろうと、絶えず人々に慈悲を与える人は転輪聖王と出会う縁があるかもしれない。無量寿経で「人々が優曇華を発見するのは瑞祥の兆だ」と記載してある。ここから分るのは、3千年に一度花が咲く優曇華は瑞祥の徴候であり、ちょうど仏法が世の中で広く伝わって人を済度する時期である。

台湾の画家・陳国棟さんが記録した優曇華が開花する全過程(写真・戴慧瑜/大紀元)

 天象は人に警告する

 この十数年では、どんな大きい事件が世界中の人目を引き、どのように仏法が世の中で広く伝わるのか? 法輪大法の創始者・李洪志先生により法輪大法の「真・善・忍」の原理から、一億の修煉者の心が善良になり、疾病の苦難・心の疲れから抜け出し、本当の道に帰ることになった。「優曇華」の開いた時は、ちょうど法輪大法が世界の80余りの国に広く伝わり、各国から法輪大法に数千の褒章が与えられた頃である。 

 中国大陸の中国共産党のマスコミも初めて優曇華の開花を報道した。実際に佛経の記録が真実だったことを黙認し、仏陀の存在を承認したが、それは中国共産党の一貫して吹聴する「迷信」や「無神論」と抵触した。しかし、かつて中国大陸吉林省徳恵市の法輪功修煉者・沈兆輝さんの家の新聞受けに開花した優曇華の花は中国共産党を恐れさせてやまない。中共は家財の没収を命令し、沈兆輝さんを強制連行した。中国共産党の恐れは、ここ数十年の暴政の血生臭い歴史、神と仏を信奉する法輪功修煉者の迫害にかかわっている。中国共産党は天に背いたため、必ず後日、天に滅ぼされる。

 2002年6月、中国大陸の貴州省平塘県ですでに左右に裂けた二つの巨石が発見された。右の巨石の断裂面に「中国共産党亡」という六つの大きな文字が際立ったので、「蔵字石」と称された。専門家の鑑定によると、巨石は2億7千万年前に形成され、500年前に山上から落下して裂けたのであり、人間の力でできたわけはない。中国共産党が法輪功を弾圧することを宣言してから、中国共産党は滅亡を運命付けられた。「蔵字石」は神の中国共産党に対する判決書である。 

 3千年一度花が開く優曇華は天象の変化の一つであり、歴史を振り返ると、かつてたくさんの予言も今日の正法と関係がある。例えば、1986年に『格庵遺録』は韓国で現れた。それは神が450年前に朝鮮の南師古先生(号の格庵)によって、世の中に法輪大法が広く伝わるという重大な天機を漏らした珍しい本である。この本では、天上の「王の中の王」は、つまり法輪聖王(世の中に弥勒仏、大聖人と呼ばれる)が下界に下りて大法を伝えると記述されている。また北(*辞書を調べて、南ではない)宋の邵雍の『梅花詩』では、永久に天門が開き、神や仏陀が誓いを立てて主仏と下界に下り、大法が広く伝わると、宇宙の更新などの重大な天機を漏らした。その他、唐代の李淳風・袁天罡の『推背図』、明朝の劉伯温の『焼餅歌』、『陝西太白山碑記』などもある。

 海外では、『聖書の啓示録』で「万王の王」が東方から来ることに言及し、有名なフランスのノストラダムスの予言詩・『諸世紀』、『マヤ予言』、『フピ予言』(?)もある。また2004年末に南アジアで津波が起こり、それに近年絶えず聖人の像が涙や血を流すという異常現象は、人類に大災難が間もなくやって来ることを警告している。すべての予言は正法のために存在している重要な天機である。 

2009年10月21日、中国遼寧省で発見された楓葉の上で咲いている優曇華の花

 天意に従い 悪から遠く離れる

 2004年11月18日、「大紀元時報」のシリーズ社説・『共産党についての九つの論評』の発表が始まり、中国共産党の数十年にわたる暴政の血生臭い歴史を暴き出した。反民族、反人類、法輪功に対する迫害の犯罪である。

 『大紀元』は丁重な声明を発表し、慈悲に広大な中国国民に教えた。天が中国共産党を消滅するに際して、邪悪な党から決別し、獣の印を拭い去り、自らを救うために、「三退」(中国共産党、共産主義青年団、少年先鋒隊からの脱退)するよう忠告した。『共産党についての九つの論評』から2700万人の中国国民は勇敢に大紀元の「脱党のウェブサイト」で「三退」声明を発表した。これらの人々は天意と神の忠告に従い、獣の印を拭い去り、自らを救い、新しい未来を歩む。今日の人類に法輪大法が広く伝わることは人類にとって最大の幸運である。

文章 明慧ネット 動画 新唐人

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