【名人コラム】ロジャーサイモン:CCPとの戦い次第でトランプ氏の選挙の勝利が決まる

【脱党支援センター佐藤櫻訳2020年7月25日】

選挙のキャンペーンマネージャーをブラッド・パスカル氏(Brad Pascale)から別の担当者に替えたことで、トランプ氏周辺にはすでに腐敗が表出していると見られている。

信じられないかも知れないが、世論調査によれば、アメリカではあらゆる所にトランプ氏の支持者がいるという結果が出ている。もちろん、このような仮説に大統領が頼ることはできないが、自分の選択を公言することで、失業という報復を避ける為に、死んだかのように口を開かない人々がいる事も確かである。

パスカル氏に代わり、共和党のベテランのビル・スティーブン氏がキャンペーンマネージャーになった。しかし、選挙はキャンペーンマネージャーによって決まるわけではなく、候補者が決める事である。
トランプ氏は素晴らしい戦いの末に勝利した2016年の選挙の栄光に惑わされてはならない。
なぜなら、今回の選挙はTVスターとしての新しい始まりであり、新しい戦略を必要とすることを認識する必要がある。

まず、少なくとも、今までやってきたような自分をアピールする演説やコメントを控えるべきである。さらにツイーター上での無意味なツイートをやめるべきだと思う。トランプ氏を批判するジョー・スカーバラ(Joe Scarborough) のような人物など気にする必要はない。今はいかに効率的に選挙をするかを考える時である。
かつて「魔術師」と呼ばれたバスケのスター選手のジョンソン氏(Magic Johnson)は常々、今がゴールデンタイムなのだ、と言っていた。

中国共産党に打撃を与えることこそ勝利の道である。
今日の世界で、とりわけアメリカにおいて、中共はすべてのトラブルの原因となっているようだ。中共ウイルスは、人為的なものか偶発的なものか、人々には判別しにくい。中国から密かに世界に広がり、全世界の人々に健康不安と金融危機をもたらし、アメリカの大多数の都市の(失業と不況、自由な行動の制限を通じて)暴力と殺人などが拡大していると指摘した。

中共に由来するこれらの災難がなければ、現在の法律や秩序の乱れが起きる事もなかっただろう。またニューヨークで頻繁に発生している殺人事件も起きなかったのではないか。さらにポートランドやシアトルでの狂気的な暴動は発生してないはずだ。少なくともこれ程にまでになる事はなかったはずである。

現実的にも、「警察官向けの助成金の停止」運動さえ中共が関係しているとは、中共ウイルスの起こる以前であれば、誰も考える事がなかったであろう。

中共による我々の最高レベルの教育機関への浸透は驚く程度までに至っている事に、我々は今になってやっと気づいたのだ。長年、中共は我々の多くの大学トップが黙認する中、とても現実的な方法を使って我々に宣伝している。
我々は中共に何度も騙され続けている。

大統領は中共に利用されたメディアによって洗脳されたアメリカ国民に100%説明する必要があるだろう。メディアは我々に対し、あらゆる失敗を招くような宣伝をこれからもするだろう。だからその任務は短期間で遂行できるような簡単なものではないだろう。

もし、この問題をやり遂げられれば、トランプ氏は選挙で勝利することができるだろう。トランプ氏にとって有利な事は、相手のジョー・バイデン氏(Joe Biden)は長年に渡って我々アメリカ人の成功を阻み、高い腐敗性のある邪悪な中国共産党の政策に密接に関係している事だ。この元副大統領は数十年に渡ってアメリカ国民の利益を中共に売り渡してきた政府高官中のギャングスターなのである。

ほんの数か月前のビデオで、中共は我々にとって脅威的な相手であると言う意見に対し、バイデン氏は中共を侮る態度を見せていた。そのビデオを観た人は少なくないと思うが、バイデン氏は中国の成功は全世界にとって大事な事だとさえ言っている。中国の成功が様々な良い事をもたらす、(恐らく自分の息子の銀行口座のことかも)と話した。

トランプ氏は、後にも先にも、中国共産党に対し真剣に抵抗する唯一の大統領と言えるだろう。中共と現在のウィルスの関係が何を意味しているか、何が真実かを判別できればトランプ氏の再選は難しい事ではない。

ロジャーサイモン氏(Roger L. Simon)は数回に渡って受賞歴のある小説家であり、ノーベル賞候補の脚本家で、さらにPJMediaの共同創始者でもる

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