北京某刑事局次長 法輪功を理解し5人の部下と三退

【脱党支援センター2020年7月19日】

武漢肺炎(新型コロナウイルス)は全世界を大混乱に陥れたが、中国共産党(以下、中共)は未だに全力を挙げて、この武漢肺炎感染症の実態を隠ぺいし続けているだけでなく、責任逃れをし、疫病に打ち勝ったと言って、まるで英雄になったかのような虚像を打ち立てています。目下のところ、厳重に守っていた北京で感染症が再発しているにも関わらず、本性を変えない中共は中国の国民を欺き続け、依然として、感染症はコントロールできていると宣伝しています。

 中国国内の法輪功学習者達は命がけで人々の命を守る良薬を伝え、国外の学習者達は疲労も顧みず、実費で中国の同胞に迫害の実態を伝えるために、電話をかけ続けています。彼らに善悪の中の善を選択すれば安泰が訪れ、これは神が人々に自身を救うチャンスを与えられている事を伝えています。また、北京某区の刑事局次長は、中共が法輪功学習者から臓器を収奪している実態を知って、中共の邪悪さが分かり、本名で共産党組織から脱退しました。そしてさらに、部下の5人にも臓器収奪の実態を知らせる電話を聞かせ、部下の5人と一緒に三退しました。

 「私は天安門焼身自殺が捏造である、と知っている」

 北京某区の刑事局次長・張大海氏(身の安全のため偽名を使用)は、北米の法輪功学習者からの電話を受け取った。学習者は「張大海局次長、こんにちは。あなたに自分を救うよい方法を教えるために、この電話をかけました」。張次長は怒鳴り声で、「私の名前と電話番号をどこで知ったのか? 個人情報を侵害し、訴えてやる」と言いました。学習者は「中共の公検法の関係者は海外でよく知られています。信じられなければ『法輪功迫害国際追跡調査組織』のホームページを見て、調べれば分かります」

 この話を聞いて張次長の口調は穏やかになり、「何を言いたいのか? 話して見なさい」

 学習者:「北京の感染症が深刻さを増している今、北京を第二の武漢にしてはならず、多くの死者を出さないためにも、あなたに自衛の秘訣を教えたいと思います」

 張次長:「わかった、話してみなさい」

 学習者:「今、世界の200以上の国が、中共の公検法関係者が法輪功の迫害に参与していることを知っています。法輪功迫害国際追跡調査組織も間違いなく知っています。迫害に参与しているあなた方は将来どうなるのでしょうか? 法輪功の名誉が回復した時、どうしますか? 21年にわたる法輪功修煉者に対する非人道的で残忍な迫害や、あなた方が犯した大罪は軽いものでしょうか?  現時点で、明慧ネットは迫害のこれらの案件を大量に集めています。法輪功を迫害した悪人らは、将来、第二次世界大戦のナチスよりももっと厳しく、犯した大罪を清算することに直面します」

 張次長:「ならば、私はどうすればいいのか?」

 学習者:「まず、『法輪功迫害国際追跡調査組織』のホームページのアドレスを書き留めましょう。このネットを見れば多くの情報を得ることができ、告発のネット・アドレスや電話番号もあり、あなたは手柄を立てることにより自分の犯した罪を償うことができます。あなたもご存じのように中共は人を使い捨てにしています。見てごらんなさい、湖北省の書記は感染症の隠ぺいを許されると思いますか? その結末はあなたがよく知っています。公検法部門のように江沢民の命令に従わなければ、許されるでしょうか? あなた方は間違いなく、無理やりやらされていますが、あなた方が変わりに罪を負わなければなりません。あのような大罪を背負わないためにも共産党組織から脱退することです!」

 学習者は張次長に三退の意義を説明し、続いて法輪功迫害の実態を伝えました。そして「天安門焼身自殺」の真実を伝えようとした時、張次長は「これらの捏造された天安門焼身自殺の件は知っているので、話さなくてもよい」。学習者は「分かりました、知っておられるのなら話しません」

 「臓器の収奪は本当だったのか」

 学習者は中共の法輪功学習者から臓器を収奪している実態を話した。「1999年から江沢民を首謀者とする犯罪集団は政法委と610弁公室の人員らを使い、党、政府、軍、武装警察官、司法関係者と医療機関の人員を操り、全国範囲で生体から臓器の収奪をして違法な移植を行なっている。法輪功学習者に対してジェノサイド(大量虐殺)を行なっています。これは国家が関与したジェノサイドであり、人道に反する犯罪なのです!」

 この話を聞いて張次長は強く反発した。「こんな事は信じない、これらは全てデマだ」

 学習者:「あなたは法輪功迫害国際追跡調査組織のホームページに掲載されている、実際の案件や録音を聞いてください。その中の一つの案件で2002年4月9日に、瀋陽軍区総合病院の15階にある手術室で、拳銃を持って警備をしていた証人の話によると、2002年4月9日、瀋陽軍区総合病院の15階の手術室で軍医(軍階級証番号:0106069)が、中学校教師で30歳代の女性法輪功学習者に、麻酔をかけずに生きたまま心臓、肝臓、腎臓を摘出したそうです。その他にも、これまでにこの女性教師は1カ月にわたり拷問、侮辱や暴行を受けていました」

 張次長は一言も声を出さずに静かに聞いていました。

 学習者:「臓器収奪の他にこの証人は、錦州公安局が多くの法輪功学習者を迫害して殺害したにもかかわらず、自殺による死亡であると称しています。あろうことか、法輪功学習者の脳みそをも吸い出したそうです。さらに悪辣な犯罪等々もあると証言しました。中国政法委は上層部から下層部に至るまでの集団による犯罪のやり方で、公安局員や警察官、医者を巻き込んで犯罪を行なっています。臓器摘出の現場に数人の警官らが警備に当たり、軍医を守っていますが、実は互いに警戒をしています。生体臓器収奪は彼らの心理面に暗い影を落とし、彼らも傷付いています。だからこそ、警官らは犯罪を暴露する道を選択したのです」

 張次長は話に応じて、「それは本当なのか?」

 学習者:「私の知っていることを話します。西洋人の友人が上海の長征医院で腎臓の移植を2回受けました。担当医からは移植に満足していなければ、また移植ができる。あなたが満足するまで健康な臓器を移植することができ、写真を見せてもいい。30歳手前の若者でとても健康な人の腎臓だ、という連絡があったそうです」

 学習者:この話を聞いた私は怒り心頭に達し、この病院に電話をかけてその医者に涙ながら訴えました。「あなた方は残忍すぎる。人間性がなく金に目がくらみ、金のためなら何でもしてしまう。あなた方は中国人を豚や牛のように、なぜ殺すことができるのでしょうか? 我々は中華民族の子孫であり、同じルーツを持っています。それなのにあなた方はこのような事がなぜ、できるのでしょうか?」

 その病院の医者:「お前は誰だ? 度胸があれば病院に来なさい。お前の臓器も取り出していやる」

 張次長:しばらく沈黙して、「あなたが話した生体臓器収奪は本当のようだ!」

 学習者:「善悪を前にして、自分で選択してください。大事なのは、自分自身で決めなければなりません。邪悪な共産党の組織から脱退するかどうかは強制しません。中共について地獄に行くのか? それとも素晴らしい未来を迎えるのかは、あなた自身で選択してください」

 迷っている張次長を学習者は、「このようにしましょう、偽名で脱退しましょう」、偽名をつけられると聞いて張次長は、「男なら行なったことには責任を持つ、なぜ偽名をつけるのか?」

 この時、電話が突然切れました。張次長が意思表示しなかったので、電話をかけ直しましたが、張次長は電話を取りませんでした。

 「私は正々堂々と本名で脱退する」

 学習者は他の人に電話をかけ終えて、30分後に再び張次長に電話をかけ、電話がつながりました。学習者は「先ほど話したことは全部聞こえましたか? あなた自身が意思表示をしなけらばなりません」。他の人が持っていた受話器を受け取った張次長は「ああ、私はここにいる。さっき、偽名をつけてくれると言ったが、私には必要がない。私は正々堂々と本名で脱党する! 安心してほしい、私は必ず手柄を立てて犯した罪を償う」

 学習者:「新しい人生にお祝いを申し上げます。三退したあなたに九文字の言葉を贈ります。それは心から『法輪大法好、真善忍好』(法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい)をよく唱えることです。友人にも伝えてください。彼らにも安泰が訪れます」

 張次長:「どうも、ありがとう。手伝ってもらいたいことがある」

 「同僚5人の脱党を手伝ってほしい」

 張次長は電話をスピーカーの音声にしました。そして「ここに同僚5人を呼んで来た。彼らに事情を説明したが、脱退させたいから、あなたからもう一度説明していただきたい。どうもありがとう」

 学習者は彼らに三退の意義と法輪功迫害の実態を説明し、さらに、中共ウイルス(武漢肺炎)が世界中にもたらした危害についても説明しました。

 学習者:誠心誠意に、「実のところ、公検法関係者のあなた方は法輪功を直接に迫害しています。本当の話をしますと、私が法輪功を修煉していなければ、こんなことをしませんし、できないと思います。私達の師父が我々に多くの人を救うようにとおしゃっているので、私はこのように行なっていますが、考えてみてください。法輪功は何か犯罪を犯しましたか? 彼らは皆良い人で名利を求めず、自由に煉功できる環境が欲しいだけなのに、中共は彼らを残酷に迫害しています。今、感染症が蔓延する中で中国国内の法輪功学習者は命がけで、人々をこの劫難から逃れさせるために、法輪功迫害の実態を伝えています。それでもあなた方は心を鬼にして、彼らを連行するのですか?」

 彼らは真剣に聞いていました。

 学習者:「法輪功学習者は宇宙の特性である、真・善・忍の基準で心身ともに修めることにより、宇宙の真理を悟り、災難の原因や人を救う使命が分かりました。そして、誰よりも生命と修煉の機縁を大切にしています。だから、並外れた不屈の精神であらゆる拷問や苦しみに耐え、不公平や困難や危険を乗り越え、中共の20年来続く残酷な弾圧と迫害の中を、正々堂々と今日まで歩み通すことができました」

 何も言わない彼らに対して、学習者:「皆さんは知っていますか? 今、全世界の正義の力が迅速に凝集して、中国国内の人々も中共の桎梏(しっこく)(※)から逃れようとしています。大紀元時報のホームページでは、3億5900万人が中共の各組織から脱退し、毎日数万人のペースで増え続けています」

 その内の一人:「私は陳と言います。脱退させてください」

 学習者:「あなた達の上司が本名で脱退したのですから、皆んさんも本名で脱退しましょう」

 もう一人:「私達に偽名をつけてもらいませんか。あなたがつけた偽名は縁起が良く、おめでたい言葉に、私達の姓を加えて一人一人の名前を決めてください。私達の部署を書いてもらってもいいです。これなら誠実さもこもっています」

 こうして5人は共産党組織から脱退しました。

 学習者は最後に、「あなた方が救われて本当によかった。こんなに多くの人が一度に救われる機会を提供してもらい、張次長の功徳は無量です。家族や友人にも伝えて、三退されることを願っています。皆さんの家族が無事でありますように祈っています」と張次長に感謝しました。

 (※)桎梏(しっこく:行動・生活などの自由を厳しく束縛するもののこと)

転載 明慧ネット 中国=明慧记者・章韵

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