アメリカの安全保障顧問ロバート・オブライエン氏のスピーチ

【脱党支援センター 東光訳乃木晃編集 2020年7月9日】

中国共産党に対する誤った判断は、1930年代以来の米国の最大の失策。

中国が共産党を容認しなければ、米国は中国との良好な関係を発展させる用意がある。

 ホワイトハウスの国家安全保障問題担当であるロバート・オブライエン氏は、中国共産党に対する米国のナイーブな理解は終わったと述べた。彼は強調して米国は中国人民と良好な関係を創立する事を望んでいる。が、しかし中国共産党は、中国と中国人民にその期待に添わせようとは思っていないと語った。

 ホワイトハウスの国家安全保障顧問であるロバート・オブライエン氏は、1930年代以降に米国が犯した最大の誤りは「CCPの誤認」であると述べました。現在、米国によるCCPに対する稚拙な認識は終わった。彼は、米国が中国人民と良好な関係を創立するのを望んでいるのに対し、中国共産党は、中国と中国人民は同等の意思はないと強調した。

 オブライエン氏は水曜日(6月24日)アリゾナ州フェニックスで演説を行い、中国共産党の中国での全体主義と世界的な影響力を拡大する計画を批判した。

 彼は、中国共産党の総書記、中央軍事委員会の委員長である習近平は「自分をジョセフ・スターリン(Josef Stalin)の後継者と見なしている」と述べ、習氏のイデオロギー的統制心は中国人に限定されず、世界を再形成しようと試みているとも述べた。しかし今「トランプ大統領のもとでの米国はついに目覚めた」、「米国が中国共産党との受動的でナイーブな状況に耐えてきた時代は完全に終わった!」と語った。

 オブライエン氏:

 米国の過ちは、中国共産党のイデオロギーを無視した為だと言った。

 オブライエン氏は「中国共産党に対するトランプ大統領の厳しい態度は、最終的に中国共産党は、完全な米国の支配下にある彼等自身によって自らもたらされる危険に気が付くであろう」と言った。

 「数十年間に両政党、経済界、学界、メディアを含むすべての伝統的なアメリカ史観は、時間が経てば中国は更に自由になる。まずは経済上で、それから政治上で、そして更に一層様々な分野で自由になる事を信じていました」。

 オブライエン氏は、2001年に世界貿易機関(WTO)への中国の加盟を承認し、優遇措置と貿易特権を提供したのは、まさにこのコミットメントのためであった。がしかし残念ながらその時、中国共産党の深刻な人権侵害を過小評価していた。そしてそれはその後、6月4日の天安門広場での大虐殺を含む、中国共産党による広範囲な各業界の数々の技術盗用の事態に目を向ける事となった。これらの盗用は米国経済のあらゆる分野に大きな影響を与えたと語った。

 しかし、今や中国は自由になるとものと信じているが、「それはいい加減で典型的な昔の時代遅れなアメリカ風の理想」とオブライエン氏は述べた。「これはソビエト共産党に対する過去の勝利からの私たちの固有の楽観主義に由来している。が、しかし残念ながらこれはとても稚拙な事である」とも語った。

 「我々米国は、1930年代以来の外交政策の最大の失敗を二度と繰り返すことはできない」とオブライエン氏は語った。

 彼は「米国が中国共産党の本質を理解出来なかったのは、中国共産党のイデオロギーによく関心を持っていなかったため、中国共産党のイデオロギーを見落とし、更に中国共産党指導者の演説に耳を傾けず、彼らの重要な文書内容も理解していなかった。そして目を閉じ耳をふさぎ、我々の自己本意的な共産党への勝手な解釈で、信じたいことを信じたいと思い込み、都合の良いことだけを選び聞きいた。が、実はこれらの共産党員は、単なる名義だけを語る共産主義の偽善者であると言う現実を知るに至った」と語った。

 オブライエンは、中国共産主義はマルクス・レーニン主義と中国のナショナリズムの結合であると率直に述べ、米国の政策における間違いは、共産党の性質とそのイデオロギーを誤解した稚拙な結果であると言った。

 「今こそ私達は理解を統一することが必要です。中国共産党はマルクス・レーニン主義の機関であり、その党の総書記の習近平は、自分でジョゼフ・スターリン(Josef Stalin)の継承者だと称しています」と彼は言った。 そして「これ等の思想には経済、政治、個人の自由、そして最も重要な思想のコントロール迄もが含まれている」とも語った。

 オブライエン国家安全保障顧問のこの演説は、トランプ政権による中国共産党への完全な理解を明確に表現しています。彼は過去の中国共産党の習性に対する米国の理解は表層的で稚拙すぎることを認め、米国のCCPの成長への支援が1930年代以来の最大の外交政策の失策であり、中国共産党のイデオロギーの殺傷力を過小評価していたことを認めました。

 横暴な国家が過去に犯した過ちを公然と検証するとき、次に起こるのは何かを想像することは決して難しくはありません。

関連記事

コメントを追加