三字経とは…王応麟

【脱党支援センター斎藤猛訳2019年12月4日】

三字経とは…王応麟(1223-1296)は、字を伯厚、号を深寧居士といい、南宋の著名な学者である。その晩年の著書「三字経」は、三文字の韻を踏む形式で、中華文明のエッセンスを表現しており、後代の子孫を教育するために用いられている。「三字経」の伝えているところは深く、どの家の人でも知っている、「蒙学の王」として讃えられている。


作者が宋代に出生したため、「三字経」の歴史的部分は、宋朝までとなっている。清朝の道光年間になると、衡陰の人・賀興思が、「三字経」を補充し、元・明・清の歴史的部分を加筆して、最終的に「三字経注解備要」となり、現在のような完全な「三字経」となった。1928年に重訂された。

三字経が世に出て以来、700年が経過し、著中の三字一句は、民族の風習に通じ聞き易く、その内容は中国伝統の教育、歴史、天文、地理、倫理及び道徳に及んでおり、さらにその文体と韻律は優美であり、その内容が深いものの表現は平易であり、学童が中華文明のエッセンスを学ぶ上ではもっとも良いもののひとつである。「三字経」は、現在すでにユネスコによって「世界児童教育書籍」の一つに入れられている。 

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